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クラシックブランドの救急モデル3 (ディムラーをめぐる冒険)2006.07.12シミズ
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 中島登会長の「世界のミニカー」を聖典として育った世代にとってはイギリスの3大ブランドと言えばディンキー・コーギー・マッチボックスということになるのだが、この3ブランドは三者三様の変転を経て今日に至っている。
 そのため、このコラムとしてどこまで紹介するか吟味したいので、もう少し後に採り上げることにしたい。
 ところで、この3つのブランドが揃ってモデル化している緊急車がある。
 それはディムラーのアンビュランスであるが、今回はこの車をモデル化している他のブランドを紹介したいと思う。
 なお、イギリス車としてのディムラーの来歴や実車データ等については「ノスタルジック・パトロールカー」というホームページ
http://homepage3.nifty.com/nostalgic/index.html
の「救急車館」の一つのコーナー
http://homepage3.nifty.com/nostalgic/englishambulance.html
に詳しく紹介されているのでご参照いただきたい。
 また、このサイトは私の拙文とは違い第1次資料を明示した精緻な筆致で構成されており、これから紹介するブランドの記述とも重なるところもあるので、人のふんどしで相撲を取るようで厚かましいのを承知のうえで、部分的にそちらに詳細を委ねながら進めて行こうと思う。

その7.バッジー(BUDGIE)

 いきなりで恐縮だが、このバッジーと後述のモアストーンとのブランドの関係についても前述のサイトに詳しいのでそちらに譲る事にする。
 ただ、そこで画像紹介されているモデルはリペイントとのことであるが、全体にはオリジナルに忠実に再現されているなかでホイールキャップのみ赤に塗られていて私の持っているものや中島会長の「ミニカーコレクション」に掲載されているものとは違っている。オリジナルでも赤のものがあるということはあるのだろうか?
 こちらは画像の右がオリジナルだが、左はバッジーベースのリペイント改造品である。結構、面白い創りだったので、改造を承知で入手した。
 なお、バッジーからもマッチボックスサイズのシリーズが出ていて、その中に赤いシャーシに白のボディでEMERGENCY(緊急)とのみ表示されたオースチンA95のワゴンがある。
 ポリスカーと考えられなくもないが、救急車と考える方が順当であろう。

バッジー オースチンA95




その8.モアストーン(MORESTONE)

 ここも先述のサイトと同じ内容になってしまうが、そちらに記述されているように
 本体にも箱にもMORESTONEの記載は無い。まるで、故桂枝雀師の名前も期限も区間も書いていない紙を拾って定期だと思う小噺を思い出す。


モアストーン




その9.ベンブロス(BENBROS)

 ベンブロスについてあらためて調べていたらKnights of Avalonと言う海外のフィギュアに関するサイトの中の Benbros Toys were produced from 1951-1965. Started by Nathan and Jack Benninson と言う記述に行き当たった。
 おそらくこの記述のメーカーとこのミニカーメーカーは同じと考えてほぼ間違いないのではないかと思う。
 そのメーカーのMIGHTY MIDGETSという初期のマッチボックスサイズのシリーズでもディムラーのアンビュランスが作られている。
 このモデルは写真のようにマッチボックスの2代目ディムラーとほぼ同じサイズであるが、サイドのAMBULANCEの刻印が無いうえ、屋根が平坦で全体に丸みが少なく、ラジエターグリルも少し幅広でマッチボックスに比して少々劣る感じがする。
 「ノスタルジック・パトロールカー」のサイトでも紹介されているDr. Edward Force のMiniature Emergency Vehiclesは私にとっても座右の書であるが、そこにはこのモデルの民間型が38番として掲載されている他、27番としてバッジー等より少し小さいくらいのモデルも紹介されている。おそらくこちらはMIGHTY MIDGETSとは別のシリーズと思われる。

ベンブロスとMB ベンブロスとMB 真横


ベンブロスとMB 裏板




番外編

 このコラムのコンセプトからは外れてしまうが、ついでなので、イギリス以外やクラシックブランドでないディムラーも紹介しておこうと思う。
 もちろん、3大ブランドは後に譲るとするほか、日本製のものも最初に紹介したサイトに委ねようと思う。
 2回目で採り上げたトライアングミニックにもディムラー風の製品がある他、昔のホンコン製でNFICというブランドのプラスチック製のディムラーが出ている。サイズはもっと大きくなってからのマッチボックスなみなので、64分の1前後だろうか?
 車体のプラの色に白とクリームと軍用カラー(イギリスの場合はダークグリーンでしたっけ?)とを確認している。
 イギリスのAndrew Enstoneという人が作っていた Enstone emergency Models(EEM)という救急車専門のホワイトメタルメーカーからもディムラーが出ている。画像にあるハートフォードシャー救急サービス所属のものの他に確かLCCのタイプも出ていたと思う。
 このメーカーはモデルの出来にばらつきがあるのだが、この製品は見てのとおり、このブランドのマスターピースと呼ぶにふさわしい出来栄えである。
 かれこれ20年くらい前にイギリスのBAPS(British Ambulance Preservation Society)という団体(実車も対象としたグループです。)の役員をしていた方と交流があって、その時に譲ってもらったものの中に台座と一体に成型された真っ黒なディムラーがある。ウェールズのKingsmakerというところがCoalで手作りしたと記されているが、持っても手が黒くならないので、石炭と言っても樹脂で固めたものと思われる。
 台座には11TH N.A.&E.S.S. ABERDARE PARK SEPTEMBER 1994 と記されており、何かのミーティングイベントの記念品であったと思う。
 残念なことにこの方とは私の英語力の無さから、結果的に失礼なことをしてしまい、その後交流が途絶えてしまったのははなはだ心残りである。
 でも、考えてみればインターネットも使っていなかった頃に私のスキルでこのような交流が持てたこと自体、不思議な気もするのだが…

NFIC EEM


コール製ディムラー コール製裏の銘




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