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私のレストア(第8回)2007.05.22セヤマ
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モデルペットNo26『日野コンテッサ』
 「日野自動車にお勤めの方ですか?」

 今回もモデルペットから取り上げることにしました。
 現在は自社ブランドの乗用車生産をしていない、日野自動車のコンテッサのミニカーです。近年はモデル化が盛んで、ファインモデルが1/43でクーペとセダン、トミカリミテッドヴィンテージが1/64でセダン、さらにコナミが同じく1/64でクーペをモデル化していますが、それまではダイヤペットでクーペ、そしてこのモデルペットのセダンだけでしたので、最近のモデル化は大いに歓迎しています。
 モデルペットのセダンは、長い間私には縁がありませんでした。数年前のワンダーランドでやっと見つけましたのが今回のモデルです。ただ、リアのエンジンフードが欠品でした。しかしモデル自体出会ったことも初めてですし、財布が軽かった私にも手が届く価格でしたので購入しました。
 さてこのモデルの状態です。状態は次の通りでした。
@リアエンジンフード欠品(写真1)。
Aウインドスクリーンは熱で変形し、各ピラーとの隙間発生(写真2)。
B塗装(赤)は、多少のはげや塗料の浮いている箇所もありましたが、全体的には程度はよかったです。
Cルーフ後部のゆがみ

写真1 写真2
写真1

写真2


 リアエンジンフードの欠品については、購入当初、自作で補うつもりでした。ところが偶然、いや、奇跡が起きました・・・。ネットオークションにて同色のコンテッサのジャンク品が入手できて解決しました。このジャンク品は屋根がなく、全体的に塗装面がはげていましたが、どういうわけかリアエンジンフードだけはほとんど傷がありませんでした(写真3)。画面で発見した時は驚きました。まるで私のコンテッサのために出品されたのでは?と思ったくらいでした。譲っていただく際には出品された方に事情を伝えたところ、喜んでいただけました。ちなみにホイールとタイヤはさらに別のモデルに活用するつもりでして、いずれ別の機会にご紹介する予定です。


写真3


写真3


 さて、作業する段階で問題が発生しました。フードを簡単に移植できないことが判明しました。フードの裏側には開閉のためのヒンジがハンダ付けされています。余談ですが、このヒンジは力を加えると、外れてしまいます。フードをヒンジごと取り外そうと、裏板をはずしました。ところが、エンジンと一体に成型されていたヒンジの固定部がかなり頑丈に作られていました(写真4・5)。ヒンジに巻きつくようになっていますが、これがなかなかはずれません。はずせたとしても取り付けるときにまた同じ作業が必要となります。

写真4 写真5
写真4

写真5


 ここで二者択一に迫られました。(1)裏板のカシメをはずし、ヒンジの固定部を大がかりに手を加える。(2)ヒンジをはずし、フードのみを移植する。結果的には(2)を選びました。ヒンジがついたままのほうが強度も保たれますが、作業の煩雑さを考え、フードだけを移植しました。フードとヒンジの接着には瞬間接着剤を使いました。ヒンジの角度に注意しながら接着しました(写真6・7・8)。

写真6 写真7
写真6

写真7
写真8
写真8



 次にウインドスクリーンです。ペットボトルを切り抜いて、両サイドはフロントから差し込みました(写真9・10・11)。変形したウインドーはあえてそのままにしてあります。その後、フロント及びリアを差し込むと完成です。

写真9 写真10
写真9

写真10
写真11
写真11



 塗装については磨くだけで艶がよみがえりました。このモデルは大盛屋・初期のダイヤペット、最近のファインモデル・J43で採用されている、下メッキ(アンダープレーティング)がなされています。つまり、バンパー・モール・グリル等がメッキで表現されているのですが、曇りや汚れもなく、これも磨くと新品に近い輝きが復活しました。
 磨いたところで新たな発見が・・・。リアフードの色が微妙に異なるのです。やはり製造時のロット違いによる個体差なのでしょうか、これには目をつぶることにします。


写真12



 このモデルを購入した時、売っていた方に「日野自動車にお勤めの方ですか?」と言われました。聞くところによると、メーカーにお勤めの方が探されているとか・・・。私も実車の赤いコンテッサセダンには、思い出があります。1975年、東北道で父の運転する車に乗っていたときです。父が「後ろからコンテッサが来るぞ!」と教えてくれ、追い抜いていくコンテッサをカメラで撮りました。当時、既に珍しい存在でしたから・・・。


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